デスゲーム

今まさに俺が死にそう。ニヤリと笑う辺りから冗談に聞こえねえよ。眼鏡の奥の目が怖いって。本気?


「白玉は出そうになったら玄関まで行きます。決して漏らしません。頭いいから」

「本当か?嘘なら死ぬかもな?」

「本当本当。だからこのきき危険物降ろして」

「フニャー♪」


白玉は師匠にじゃれ始めた。無言で拳銃を降ろし、俺は危機から生還した。


「まあ悪くねえかもな。この猫なかなかスタイルもいい」


救われた。白玉に救われた。冷や汗が浮き始める。黒崎は白玉を抱っこして懐に納めた。拳銃もどこかにしまったようだ。


「じゃ、じゃあゲームの続きしようぜ」


その後様々なゲームをしたが、俺が黒崎に勝つ事はなかった。主にイカサマの手口を中心に教わったけど。

自分の部屋に無事生還したのは深夜で、それは掃除、料理、洗濯をみっちりやらされたからだ。

疲れ果て、そのままベッドに倒れ込むように寝てしまったのは言うまでもない。