デスゲーム

玄関まで行くと白玉がついてきてお座りした。それはもう日課になってるな。


「留守番頼む、白玉」

「かわいいですね。白玉~、おいで」


あっ、そっぽ向いた。尻尾は振ってるんだけどなあ。


「あれ?」

「俺に気安く話すな。と言ったみたい。じゃあな」

「ニャー♪」


ドアをくぐったところで柊が立ち止まる。何だろう?


「どうした?行くぞ」

「40127……はい、今行きます」


その後柊を駅まで送っていった。時折みせる笑顔に俺も安心した。

負けられないゲーム……今後どうなるか分かんねえが、久し振りにあいつに頼ってみるか。



………

次の日、学校では氷室の姿が見られた。完全に意識してやがる。くだらねえ。

そして帰宅した後、白玉と一緒に同じマンションの、俺の部屋の一階下に来ている。まさかあいつの手を借りるとは…。


「し白玉、大丈夫だからな。おっ、おとなしくしてたら大丈夫だから」

「ニャー?」


ピンポーン、とチャイムを押す。…が、反応がない。もう一度押しす。…が、反応なし。


「16連射アァーーー!!」


ピンポーン×16が鳴り響く。…が、それでも反応はない。