デスゲーム

心が痛む。沙弥の悲痛な叫びが心に突き刺さる。その全てが真実だと思うと、ここにいる自分に無性に腹が立った。


「沙弥……ごめん。俺…」

「教えて。柊って誰?あなたにとって何なの?隼人をこんなに想う私がいるのに……どうして新しい女の子と仲良くしてるの?」

「分かんねえ……分かんねえんだよ。目の前の出来事が一瞬で流れていって。

……俺だって色々悩んだ。沙弥が死んで、どうしたらいいか分からなくなって」

「答えになってないよ!悩んだ結果がこれ?『デスゲーム』に参加して、ヘラヘラ女の子と遊ぶこと?」


一方的に攻めてくる沙弥に反抗ができない。言っている事が事実だからだ。沙弥の心境が全て分かった今、どうすることもできなかった。

数秒の膠着の後、俺なりの考えがまとまった。


「……そうだよ。悩みに悩んだけど、結果としてこうなってしまった。それは認める。

……けどな、だったら変えてやる。このくだらないゲームを絶対に消滅してみせてやる!!」

「結局柊っていう女の子はどうするの?私より大切な人なの?」