デスゲーム

「ま、福家はこのくらいダナ。んなつまらない奴ヨリ…もっと貴様の興味をソソル人物がいるだろ?」


フードで隠された目が赤く、怪しく光る。ツルツルした指で俺を指差してきた。


「次……沙弥のことを話せ!」

「ケカッ☆そんな怖い顔すんなっテ。コワイコワイ。

沙弥か。あいつは貴様と会って変わった。マ、図書室で会った時には既に『デスゲーム』に負け、死ぬ運命だったガな♪」


俺のことが好きだったけどレインに命を奪われた沙弥。今真実を全て把握してやる。


「ゲハッ♪沙弥は日々死亡日時を先延ばしにシ、苦痛を増大させていった。

ナゼだか分かるか?貴様に会うためだよ。愛の力かネぇ、俺様が心を揺さぶってもビクともしなかった。

むしろ強くなったナ。死の恐怖など微塵も感じられなかったゼ?『隼人がいるからレインなんて怖くない』って最後まで言ってたシ☆」


俺を心の支えにしてたんだな。何気に頼っててくれてたんだ。


「…沙弥が死ぬ直前、お前は何をした?」

「アア?心臓に穴を開けただケだヨ☆俺様の定めた、最後の死亡日時になったからそれ相応の罰ゲームを与えた」