デスゲーム

翌日、いつもの生活が再開した。学校で授業を受け、遊んで帰るという日常。

そう、これでいいんだ。これで…。




昼休み。携帯がヴー、ヴーと振動する。


「柊?なんだろ」


メールには、

―今日の下校時刻に正門で待っています―

と書かれていた。


「げ、清水また女の子か?モテモテだな」


川藤が後ろから覗いてくるが、デコピンで軽く退ける。


「そんなんじゃねーって。ただの厄介者。んなわけで放課後は無理な。…ついてくんなよ?」


柊のことだ。言い出したことは絶対に成し遂げるタイプ。寒空の下、俺が行くまで待ち続けるだろう。



………



放課後になり正門に向かうと、私服姿で正門横の石垣に座っていた。


「あ、来てくれたんですね」

「あ、じゃねえよ。お前学校は?」

「今日は代休日です。友達に白樺高校の下校時刻を聞いて会いに来ました!」


なるほどね。だからここにいるのか。


「で?何か用でもあるのか?」

「はい、ついて来て欲しい場所が……あるんです」


どうしてか俯いて、低い声へと変わった。