デスゲーム

「ま、当初通り頭の隅に置いとく。それと今度あいつらのリベンジ受けたら真っ先に俺呼べ。

まぐれで二人は倒せても、氷室は無理だ。感じで分かる」


あの放課後の場面が再生される。ゲームの展開、優勢、不正行為等、恐らく氷室は全てを把握していた。

不理屈だが、あの鋭い眼光からビリビリと闘志が伝わってきたから。あいつの腕は俺と同じく常人の一線を超えている。


「もう来ないと思う。聞いたところ、何だかゲームをしたかっただけだとかの噂もあるし」


強さでも測ってたのか?何のために?…どうはともあれ目的は分からんな。

………


午前の授業が終わり、昼休みになった。参考書をしまい、ボーっとしていると…。


「清水君?誰か呼んでるよ?」


クラスの女子に言われ後方のドアを見ると、鞄を下げた沙弥がいた。

ん、何だろう。


「何か悩みごとか?」

「うん、悩みごと。隼人とお弁当食べれるかなぁって」