デスゲーム

「んなわけあるか。それが白い小箱でさあ。おまけに気味悪い模様も彫ってるんだよ」

「……それって誰から貰ったの?」


沙弥はベッドに座り、足をジタバタさせている。長引きそうだな。俺も椅子にでも座ろう。


「できれば忘れ去りたいくそ野郎なんだけどな。下品で奇天烈で、ろくでなしな人から貰った。

関わるとろくな事ないから名前は口にしない。

…確か『大切な人を守りたい時に開け』って言われたからまだ開けてないんだっけ。

で、処分したら絶対怒られるからどうしようもないゴミなだけ。なんなら見せてやろうか?」

「ううん、気味悪いならいい。隼人にとってとんでもない人だね。

他には何か収納してないの?定番の雑誌とか」


不適な笑みを浮かべる。何を期待してるかと思ったらそんなことかよ。


「そんなもんねえって。興味の欠片もない」

「な~んだあ。ふふっ、感心感心。褒めてあげる」

「そりゃどーも。リビング戻るか?実力、見定めてやるよ」