デスゲーム

「あ、あはは」

白玉を床に着地させ、ミルクを飲ませる。


「何かするか?将棋とかトランプとか、遊びの道具は一式あるけど」

「あ、私将棋は強いんだよ。昔俊介としてたなあ。頭使うから私の連勝だったけど」

「ふ~ん。じゃあ試しにするか。持ってくるから待ってて」


飲み終えたカップを片付けて寝室へ向かう。押し入れを開き、ガサゴソと探る。


「隼人の部屋って以外に整理されて綺麗なんだね」


振り向くと部屋を見渡す沙弥が。足音が聞こえなかった。さすが姉弟。


「いつの間に。将棋盤発掘したから戻るぞ」

「ねえねえ、ベッドの下とか覗いてもいい?」


移動が早いわ。すぐさまベッドの横にしゃがみこみ上目遣いで見つめてくる。


「ダメだ。まだ処分してないから」

「何を処分してないの?言わないと見ちゃうよ?」


しまった口が滑った。悪魔のような笑みを浮かべてやがる。


「待て。…別に見てもいいけど、秘密の箱があるだけ。ちなみに俺は中身知らない」

「何それ?動物?」


何でも動物に関連づけんなよ。