ニヤリと笑う淳希。
なんか・・・企んでる?
カメラを構え、撮影が始まる合図が出た。
「じゃあ・・・好きな人いる?」
「へ?!」
な、何を言い出すかと思えば。
「美鈴、ちゃんと答えて」
「・・・います」
何なのよぉ。
かわいいって言った罰?
「どんな人?」
は、恥ずかしすぎる・・・。
「優しくて、私を温かく包んでくれる人」
でも、いい機会なのかもしれない。
こうやって気持ちを伝えるのは久しぶり。
会っても、お互い疲れていて、同じベッドで寝るだけだったから。
「・・・素直だね?」
カメラから顔を離し、クスクスと笑う。
「でも・・・そんな美鈴が好き」

