大学2年の夏。 俺は約2年ぶりに、地元に帰ってきた。 1人暮らしを始めてから、俺は1度も家に帰っていない。 まあ、めんどくさかっただけ。 そんな俺にしびれをきらしたのか、母さんから電話がかかってきた。 まあ、美鈴たちも用事があるみたいだったから、ちょうどいいかなって。 駅を降りると・・ 「春馬!待ってたよ」 久しぶりに見る、幼なじみの姿。 「み・・さき?」