私は雅と教室に戻った



「神崎くん!!」



教室に入ると雅が呼ばれた



「なに?」



「ちょっといい?」



「うん。未侑ちょっと行ってくる」



雅はその女の子の後に着いていった



「みーゆー」



「りっちゃん!!帰って来てたんだ」



「お昼食べ終わったからね」



「そっか」



「未侑さ。相談してよ」



「…うん」



「ほら座ろ」



私たちは自分の席に座った



梨英が私の前の席



「で最近なにがあったの?」



「あのね…」



私は村上の事を言うか迷った