「むら…かみ?」



「どうしたんだよいきなり。叫びだして」



「はぁはぁ…またね…あの夢が…」



「夢?」



「…何でもない気にしないで」



「…あぁ」



「私お昼ごはん作るね」



私は遅めのお昼ごはんを作ることにした



お昼を作ってる時あの夢を思い出した



「なんなのよ…」



私は涙が出そうになった



今回がこの夢は初めてじゃない



かなりのペースで見ている



常に思い出さないようにしている自分がいたから夢に出てきたのだろう



「…できたよ」



私は村上の待つリビングに出た