「お前は本当に出来が悪いな!!」



「ごめんなさい…」



「もういい出ていけ!!お前の顔なんて二度と見たくない!!」



「えっ!?」



「やっぱり姉のお前がいると頭が良い妹に悪影響だからな…ふっ…可哀想に」



「………」



「アパート借りといてやったからそこに住め。もう帰ってくんなよ?」



「…このくそじじぃ!!」



バシッ



「お前!!父親の俺に!?」



バシッ



「…もう二度と帰ってなんかこないわよ!!」


「お姉ちゃんバイバーイ。はぁせいせいするねお父さん♪」



「そうだな」



二人で私を笑っている



「いやっ…いやっ…いやー!!!!」



「未侑!!!おいっ未侑!!」



私は目を開いた