「と…とりあえず、服着ろよ」
と佳祐は言うと、洗面所からでた。
さっきのは何なのかな…?
何で…あんなに怒鳴ったの?
でも…まぁ…助かった…
「ゴメン…な?」
いきなりドア越しに言われた。
「え…?」
「怖かった…よな」
怖かった。確かに怖かったけど…、佳祐に暮らした初日のほうが…
何て思いながらも、佳祐の意外な言葉に、あたしの心臓がバクバクする。
何でだ??
「俺の…従兄弟が、ゴメン…」
「ぅ…ううん、大丈夫…」
変なの…
安心か何かで、あたしの目からは涙が一筋零れた。
一回涙が出たせいで、涙が溢れる。
「ヒッ…ク…」

