甘ぃ恋は俺様な君と


「はぁー…、お前…鈍いんだな?」

呆れたようにため息をつく、市川さん。

なんか不思議だなぁ…佳祐も市川だから、市川さんって呼ぶの
つか…鈍いって…

「失礼な?!」

「本当の事だろ??」

何て勝ち誇ったように笑う目の前にいる、市川さん


「あ…何でここに転入してきたの??」


と聞いてみた。

だってもう2年だしさぁ、転入して来なくてもいいじゃん??

とは、流石に言えなかった。

「佳祐がさ、他にはいねーよーな女が居るって聞いて」


「へ?」

他にはいねー…??

あたしは目を真ん丸に見開いた。

「どんな奴か確かめに来た」


と言う市川さん。

な??に??

確かめに来るだけで転入して来たんだ??


「その人に会えた??」

と聞いたら、市川さんがめちゃめちゃ驚きながら、


「こんな天然みたいで鈍感な女居るんだな?!」

と関心したかのように言った。


鈍感って…天然って…、あたしの事?!