そんなこんなで、あたしと佳祐の同居生活が始まり、いつもいつも振り回されまくり…。

同居みたいな生活が始まり、2週間が経過した頃…


「蜜!早く買いなさいよ!」

そんな事言われたって…

こんなに混んでちゃ…パン買えない!!


「ねぇ、どれが欲しいの?」


ビク!

いきなり耳元で囁かれた。最初は、佳祐だと思ったけど…声が違う。

「あ…、焼きそばパン…です」


「これね?はい。おばちゃん!はいお金!」


そう言いながら、パンを渡して来た。

誰だ?!

てか…お金!!

財布からお金を出そうとすると、

「はいよー!ありがとうねー」

何ておばちゃんの声が聞こえた。
聞こえたと思ったら、あたしはその人に担がれた

「え?!な…に!?」

担がれてる?!