幸せで、思わず緩む顔をどうする事もできないままで駆の腕にそっと触れる。
ふにゃあとなっているに違いない笑顔を向けて
「一人で並んだんじゃないよ。綾瀬くんが一緒に一晩付き合ってくれたから…大丈夫」
「…はぁ?」
「…え」
一瞬にして凍らせてしまった…駆の表情。
恐る恐る、駆の腕に置いた手を離した途端に再び掴まれる…。
「ばっかじゃないの」
吐き捨てるように言われてしまう。
「あいつが美乃狙ってるの気付いてないわけないだろ?
…頼むよ…」
人通りの多さも気にせず、駆に掴まれた腕が引き寄せられて、気付くとその胸に抱かれてた。
「ちょっと…みんな見るし…」
ふにゃあとなっているに違いない笑顔を向けて
「一人で並んだんじゃないよ。綾瀬くんが一緒に一晩付き合ってくれたから…大丈夫」
「…はぁ?」
「…え」
一瞬にして凍らせてしまった…駆の表情。
恐る恐る、駆の腕に置いた手を離した途端に再び掴まれる…。
「ばっかじゃないの」
吐き捨てるように言われてしまう。
「あいつが美乃狙ってるの気付いてないわけないだろ?
…頼むよ…」
人通りの多さも気にせず、駆に掴まれた腕が引き寄せられて、気付くとその胸に抱かれてた。
「ちょっと…みんな見るし…」

