君と居たトキ~俺の心は~

それは違う…

確かに紗癒が好きだ…

プルルル
誰だ
「もしもし」

『滉樹だけど』

「なに?」

『姉ちゃんついた?』

「おう」

『ならよかった』

「そんだけか?」

『最後に一つ』

「なんだ?」

『自分の気持ちに素直になれ 失敗恐れたって何も出来ない』

「…」

『記憶が全てじゃないだろ?』

「ありがとな」

『おう』

ピッ

電話を切る

そっか…

俺ビビってただけじゃん

情けねぇな

目の前の紗癒を見つめる

「紗癒…」

「なに?」
紗癒の笑顔

「好きだ」

「うん♪ これから私を振り向かせてね♪」