君と居たトキ~俺の心は~

眩しい…

部屋に朝日が差し込む

もう朝か

今日は紗癒来るんだ…

ガチャ



ドアの開く音がした

誰だ

「ひろーい!」

朝っぱらから誰だ叫んでるのは

声の主はすぐにわかった

「おはよ…剛」

「紗癒…」

「やっぱり泣いてたじゃん 目腫れてる」

夢かな
紗癒が…事故にあう前みたいに話しかけてくる

「紗癒…もしかして記憶…」

「戻ってないよ」

だよな…
なに期待してるんだ俺…

「滉樹がさ…剛には気をつかわないで思ったように接しろって…」

そうか…

でも…辛い…

俺は今の紗癒を見てない

記憶を失う前の…俺の事好きでいてくれた紗癒を見てる…


「ほら!いつまでもうじうじしないで! 剛より私自身が一番辛いんだよ!」

そんくらいわかってる…

でも…

紗癒の話しが続く
「剛が記憶取り戻そうとしてた時私必死だったんだよ! 何でかわかる!?」


「わかんねぇよ…」

「私は…剛の事好きだったから…」

………

「私今の剛絶対好きにならないいつまでもうじうじするなんて剛らしくない!」

「俺は…」

「私の事好きじゃないの?」

「俺が好きなのは…」

「今の私じゃないのぐらい知ってる」

「じゃあ…」

「でもね…私は私 記憶失って変わらない!」

「…」

「ねぇ…剛…剛は私が剛の事好きじゃないと私を好きになってくれない?」