君と居たトキ~俺の心は~

そろそろ卒業

俺の就職は決まったが
今の家からでは遠いから会社の寮に住むことにした

紗癒にそれを話すと
「うん…」

「月末には帰ってくるから」

「うん…」

「わかってくれる?」

「うん…」

当然の反応だ
俺だって辛い
でもやりたかった仕事だった
一人前になりたかった
紗癒とはいつでも会える
そう自分に言い聞かせた

卒業式
ほとんどの生徒は泣いていた

俺達は高校最後は笑顔で終わると決めていたが
「滉樹…キモイよ」

「これでも笑ってんの!」
泣きながら笑っていた(笑)

「ゾンビだな(笑)」

あまりにも滉樹の顔が面白く
写真を撮る人も居た

クラスで打ち上げに誘われたが断った

最後は紗癒と過ごしたい

そこに何故か滉樹まで乱入して来たが良い思い出になった