君と居たトキ~俺の心は~

家に帰りアルバムを見る
だがそこには幼かった頃の滉樹と紗癒と俺

記憶は全然思い出せない

記憶を取り戻そうとして紗癒と滉樹にも相談した

昔の事を話してくれたが
全く思い出せない

それからどんどん月日がたち
いつの間にか記憶の事は諦めていた

気がつけばもう3年の終わり

紗癒とも順調に付き合っていた

いつまでも続くと思った

毎日笑えていた

でも紗癒はどこか寂しそうだった


「剛は高校卒業したらどうするの?」
紗癒がいきなり聞いてきた

「う~んとりあえず就職かな」

「そっか 他には?」

「他?」

「例えば…結婚とか…」

「…?いきなり何言ってんだよ(笑)」

「ほら例え話だよ」

「結婚したいの?」

「うん…」

「付き合ってたらな」

「…」
紗癒が悲しそうな顔をする

そんな顔を見て何かが引っかかった