あっという間に時間は過ぎた
時刻は6時

これが最後の乗り物…

まぁ定番だな

観覧車

俺は決めていた
今日紗癒に告白する

絶好のチャンス!



観覧車に乗り込む

何故か二人とも無言

気付いた時には

足が地面についていた


嘘だろー!?

「時間意外と余ったしジェットコースター最後に乗る?」

「えっ…」

「最後に乗りますよね?」


紗癒の笑顔…
思いっきり殺気を感じる笑顔…


断ったら…ジェットコースターより怖いだろうな…

まてよ…
ジェットコースターに乗りながら
告白もいいな!

ジェットコースターが
上に上がっていく

タイミングを見計らって…

「紗癒…」

「ん?」

「好きだ 付き合ってくれ! うわーー!」


最悪だ…

告白と叫び声が

重なっちまった…

ジェットコースターは終わり

紗癒を見ると…

泣いてる…