君と居たトキ~俺の心は~

昇降口に入った時は

もう 昼休みだった

そして階段を上っていると…

「おっ!? お二人さん付き合ってんの!?」

クラスの男子がからかう

よりによってこんな時に

なんて言おうか悩んでいると

「違うよ あたしが好きなだけ♪」

となりにいる坂上が
すごい事を言い始めた

すげー大胆

バサッ

教科書が落ちる音がした

音のした方向を見ると


…紗癒!


目線があった
でもすぐに目を逸らされた


「なんで…?」


泣きそうな声で紗癒が呟いたのが微かに聞こえた