「なんでさっきいきなりキスがしたいと言って来たの?」

私は近くにあった公園のベンチに座り真実を話すことにした。


私は自分の正体を話し始めた。


「信じられないと思うけど」


「私は生命体雨女なんだ」


それを知った俺は震えるように驚いていた。


「生命体雨女だって!?・・・」驚きながら言った。


「今まで隠しててごめんね・・・」


「私は人間じゃないの」


「私は雨から生まれたんだ」


「アイリは人間じゃないなんて嘘だろ?・・・」


「本当だよ・・・」


「私は人間じゃないよ」


「さっきキスしての理由はキスしないと水になって溶けて、死んじゃうからだよ」


「私まだ死にたくないよ」

「死んじゃうってアイリ、だから君はキスをしてって言ったんだ」


光は私のことなんて認めてくれないと思い。


光と付き合うことをあきらめることにした。


私は悲しい顔をして
「私のことなんて嫌いになったでしょう」と言った。

「いゃ〜人間じゃないと言われて正直驚いているけど」

「嫌いになったとはまだ言ってないよ」


光の前から私は去って行こうとした。


俺の前からアイリが去って行こうとして、俺はアイリの手をつかんで去って行くのを止めさせた。


「アイリ待って、待ってって・・・」


「ちょっと考えさせてくれないか。頭が混乱してなにがなんだか分からない」


「つまりアイリは人間じゃなくて、生命体雨女・・・」


「信じられないよ」