悩むように私に話して来た鈴木さんの気持ちは私は分かっていた。


「そうよね・・・私たちに高島は自分の任せられた仕事の半分を押し付けてくるし、かといってお給料がアップするわけでもないし・・・」

ふたりでため息ついて話し合っていたら、私は島田に相談しょうと思って、島田に話すことを打ち明けた。

「そうだ鈴木さん」


「私が島田に相談してみるよ。島田なら何とかしてくれるかもしれないし」

私たちの向こうでお昼ごはんを食べている島田に私は一差し指を差して「丁度あそこの席に綾野さんと一緒にいるし、聞いてみるね」

島田上司に苦情を言うようにと、立花さんに私はお願いした。


「立花さんお願いね。言っておいて・・・」


島田に話すために私はお昼ごはんを乗せた。おぼんを手に持ち席を立ち、綾野さんと島田が一緒に食べていた。テーブルの隣の席に来て座り。


立花が来て俺と綾野が座っている隣の席に座り。俺は気前よく立花に伝えた。


「おぉ立花まぁ俺たちと一緒に昼飯食べようよ」


「うんそうする・・・」


元気のない声に俺は声をかけた。


「おい立花どうした?」


私は高島上司について島田に話したいことがあって、島田や綾野さんが座っているテーブルの同じ席に座り、話すことにした。


「ねぇ島田。端の席で工場長と座っている。高島上司って、妙に偉そうに威張っていて、自分の仕事を私やさっき話していた。鈴木さんに押し付けて、高島は楽しょうとしているから、何とかしてよ」


俺たち3人はジッと高島の姿を見て、先輩が口を開いた。


「確かにあいつは独裁的な男だからな、まぁ俺に任しておけ」