雨女がくれた恋の奇跡

「なんですか?」
「ごはんに誘うと言って、変なことはしないですよね」


「するわけが無い犯罪だよ。そんなことをしたら」


「そうですよね」


私は笑いながら、どうしょうかなと考えながら、迷ったけど結局は約束してしまった。私だった。


「わかりましたぁ」


「じゃ今日の夜にでもいいですかぁ」


「今日の夜ですか」


「いいですよ」


約束をかわした後に俺は待ち合わせ場所を教えた。


「この道をずっと行って、左に曲がると大通りに出るでしょ」


「大通りに出たら、横断歩道に差しかかるから、そこで待ち合わせしていいですか?」


そう会話している最中に私は時計を見て、7時5分になっていたから、伝えた。


「あのもうそろそろお仕事に行かなくて、大丈夫ですかぁ?」


「あぁそうだゆっくり立ち話をしている場合じゃないんだぁ」


俺は慌てた。


「じゃ今夜8時にね」


そう男の人は一言。私に告げた。

私も心よく笑顔で、「はい」と伝えた。


「今夜8時に待ってますね」


お互い約束し合った後にふたりはそれぞれ帰る場所へと帰った。


俺は一度。家に戻った。


「親切な人もいるもんだ」と思いながら、昨日。帰りにコンビニで買った。弁当とサラダを食べて、会社に行くために家を出た。


「おはようございます」


元気に挨拶をしたら、先輩が痛そうな顔をして、「おぉ綾野おはよう!」


「二日酔いで頭が痛てぇなぁ」


「昨日は体に染み渡るほど飲んだからな」


「お前はどう頭痛くない?」


俺は笑顔で「大丈夫ですよ」と言った。


「先輩は昨日。俺の話しを聞きながら、ガンガン飲んでいたじゃないですか」