―――当日、神様にお願いが通じたのか、朝から雪がパラパラと降り、夕方になってもなお、降り続いている。
昨日の夜は眠れなくて、空を見上げては…落ち着きを無くしていた。
何度もカーテンを開けては閉めてを繰り返し、疲れて寝た時は、既に夜中2時を過ぎていた。
「先輩、約束守ってくれてありがとうございますっ!!一葉は世界一幸せ者ですねっ」
そう言って、どさくさ紛れに先輩の冷たい手を握ろうとしたら、
「…うるさい」
と言われてはね除けられた。
まぁ、いっか。
まだまだ夜は長いんだし。
そうだ、それよりも先輩に聞いてみたい事があるの。
「先輩、一葉がもしも“天使”になったらどうしますか?」
「何だ、その質問は…。天使…か、そしたら俺が天に召される時が来たら、迎えに来てくれよな」
先輩は呆れたような顔をしながらも、笑って答えてくれた。
こーゆーところが、可愛くて大好きっ。
「はいっ、お迎えに行きますねっ」
「俺はまだ死なねーつーのっ」
一葉はもうすぐ天使になるの。
20歳までに、消え逝く運命を持ち合わせた少女なの。
昨日の夜は眠れなくて、空を見上げては…落ち着きを無くしていた。
何度もカーテンを開けては閉めてを繰り返し、疲れて寝た時は、既に夜中2時を過ぎていた。
「先輩、約束守ってくれてありがとうございますっ!!一葉は世界一幸せ者ですねっ」
そう言って、どさくさ紛れに先輩の冷たい手を握ろうとしたら、
「…うるさい」
と言われてはね除けられた。
まぁ、いっか。
まだまだ夜は長いんだし。
そうだ、それよりも先輩に聞いてみたい事があるの。
「先輩、一葉がもしも“天使”になったらどうしますか?」
「何だ、その質問は…。天使…か、そしたら俺が天に召される時が来たら、迎えに来てくれよな」
先輩は呆れたような顔をしながらも、笑って答えてくれた。
こーゆーところが、可愛くて大好きっ。
「はいっ、お迎えに行きますねっ」
「俺はまだ死なねーつーのっ」
一葉はもうすぐ天使になるの。
20歳までに、消え逝く運命を持ち合わせた少女なの。



