―――大好きな先輩に賭けを挑んだのは、つい2日前の事。
『せーんぱいっ!!』
『…ったく、鬱陶しい奴だな。早く帰れっ』
帰りのホームルームが終わると、一葉はいつも、先輩のクラスの前で待ち伏せ。
先輩は受験生で、ホームルームが終わると、そそくさと帰り支度を済ませて予備校へと足を運ぶ。
先輩と会える時間は実に数分で、会えない日もあるから…今日という今日は腕を絡めて逃がさない。
『イブに雪が降ったらデートしてくれます?ね?せーんぱいっ』
ちょっとだけ頑張って上目遣いな一葉は、先輩におねだり。
『…しょうがない、…じゃあ雪が降ったら、な。出かけてやるよ』
表情一つ変えるでもなく、一葉の腕をベリッと音がする位に強い力で離して、仕方なく答えたかのよう。
けど、気にしないんだもんっ!!
一度切りのデートになったって、一葉には思い出になるもの。
半ば、強引に約束を取り付けたけど…
毎日、空を眺めては神様にお願い事。
雪が降りますようにって―――……
―――――――
――――――
――――…
『せーんぱいっ!!』
『…ったく、鬱陶しい奴だな。早く帰れっ』
帰りのホームルームが終わると、一葉はいつも、先輩のクラスの前で待ち伏せ。
先輩は受験生で、ホームルームが終わると、そそくさと帰り支度を済ませて予備校へと足を運ぶ。
先輩と会える時間は実に数分で、会えない日もあるから…今日という今日は腕を絡めて逃がさない。
『イブに雪が降ったらデートしてくれます?ね?せーんぱいっ』
ちょっとだけ頑張って上目遣いな一葉は、先輩におねだり。
『…しょうがない、…じゃあ雪が降ったら、な。出かけてやるよ』
表情一つ変えるでもなく、一葉の腕をベリッと音がする位に強い力で離して、仕方なく答えたかのよう。
けど、気にしないんだもんっ!!
一度切りのデートになったって、一葉には思い出になるもの。
半ば、強引に約束を取り付けたけど…
毎日、空を眺めては神様にお願い事。
雪が降りますようにって―――……
―――――――
――――――
――――…



