…。


寝てる。


あれっ!


性格ブス子と、キューちゃんがいない。


もしかして、家に帰った?


そして私も帰っていいってこと?


イェーイ!


そう思って扉を開けようとした時だった。




「どこに行く気?クレア。」



頭の上から、甘い声がした。


「えっと…。家に帰ろうと…。」


偉い!私!正直に言った。


「俺の許可なしでか?」


正直に言ったのに、怒ってる?


「だって、2人がいないから、帰っていいのかと…。」


だんだん、小さくなっていく私の声。


「2人って?」


「性格ブス子と、キューちゃん。」


「はぁ?」


しまった!!!


これ、名前じゃない!!!!