「これオレの連絡先だから。
 また、キミと話がしたいよ」

アタシはどうしていいか
わかんなくって、
差し出された名刺を
ひったくるようにもらい、
逃げるように帰ってきてしまった

――またキミと話がしたいよ、だって

アタシは、
その声をアタマでリピートして、
顔がアツクなってくる