〜148㎝の王子様番外編・千春&いつき編〜

まっまた…。小さい子に少し妬いてしまった。

だってあたしがまだ余りしたことないことを、すんなりこの子がしちゃうから。

「吉野。」

いつきがえいかちゃんを抱きしめたままあたしに視線を向けた。

「なに??」

「あのよ… 今から三人で遊ばねーか?」

へっ?三人??だってえいかちゃんの両親が心配してるんじゃ…

「実はさ、さっきえいかちゃんの両親にあってよ。しばらく遊んでくれるかって言われてよ…」

えっ?いいの?えいかちゃんの両親さん。

普通知らない人に大事な娘を預けるか?