君はここにいた。




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 あの日以来、槝木とは一度も顔を合わせていない。




 べつに、槝木と深く関わりたいわけじゃないから、俺も話しかけようとはしなかった。
 向こうも、俺とそこまで関わりたくなかったのかもしれない。













 気づけば、1年が過ぎた。