――――――― ――…… あの日以来、槝木とは一度も顔を合わせていない。 べつに、槝木と深く関わりたいわけじゃないから、俺も話しかけようとはしなかった。 向こうも、俺とそこまで関わりたくなかったのかもしれない。 気づけば、1年が過ぎた。