そんなある日、僕はあろうことかその“チビデブ”を「お母さん」とベタな間違いで呼んでしまったのだ。 その瞬間、僕の「いじめられっ子」としての運命が決まった。 次の日から、教科書やら上履きやら、とにかくいろんな物が失くなって、その度に僕はお母さんにこっ酷く叱られた。 それだけならまだ良かった。 次第にいじめはエスカレートし、乱暴な奴から殴るは蹴るはの暴行を受けることもあった。 おかげで僕の身体には、今でもその時の傷が残っている。