「じゃあ、バイトしてくる。」


「ああ?急にだな。」


「いっつもこれくらいの時間帯だから。じゃあな。」



俺は部屋に戻って荷物を持って玄関で靴をはく。



付き合ってんだから見送りしたっていいだろって思ったけど夫婦じゃねぇーからいいか。



俺は家を出た。







「265円になります。」


コンビニのバイトは結構サマになってきたところだ。



「ありがとうございました。」


「こちらこそ♪」



その客は秀吉だった。