俺はとりあえず女を屋上に案内した。 裏道を通ってきたから教師にはバレていないはず。 「なぁ。」 女が振り向いた。 「あたしの元カレに伝えといてくれ。」 「元カレなんぞ知らねぇよ。」 第一、あんたと会ったのも今日が初めてだし。 「んなの知ってるわ!あたしの葬式とかに会った時に言っとけってこと! 面倒クセぇ奴だなーてめー。」 面倒なのはお前だろ。 「あたしはあんたのこと許さないっ。」 「ああ?」