「こいつ俺の肩にぶつけてきたんだよ。」 「・・・・・。」 口ゲンカは苦手だ。 特に第三者になって仲裁するのは。 仕方ねぇ。 「あっ、なんだよてめぇ!」 俺は力づくで女をオッサンから奪った。 「走れ。」 「ああ?」 「いいから走れ。」 俺は女の腕を引っ張り走った。 少し離れたところで立ち止まって息を整える。