「お前も探しに行けよ。」 「はぁ!?なんで!?」 秀吉は思いつめた顔をする。 「お前があの女を止めないとダメだ。」 「俺は関係ないだろ? 第一、今日会ったばかりだし…。」 ガシッ 秀吉は俺の肩をつかむ。 「お前が…千里よりも早く見つけなきゃダメなんだ。 じゃなきゃあのウサギは死ぬ。」 ウサギって・・・ あの酔っ払いのことだったのかよ・・・