「おっはよー★真衣!」
「おはよー♪奈々!」

奈々は私の親友。
バレー部員だ。

「朝からラブラブだねぇ~…」
「違うから」

奈々は私が友也を好きなことを知ってる。


「柏木くん、超人気ー…」

奈々は女子に囲まれてる友也を見て呟いた。


友也はめちゃくちゃ格好いい!


「まっ、アンタは同居してるし問題ないか!!」
「なんの問題よ…」
「家に帰れば、友也を独り占め~♪みたいな?」
「そんな強調しなくていいから」

友也を独り占め~♪だけ強調して言った奈々を軽く叩き、私は席に着いた。





2回目のチャイムが鳴り、HR開始。


さぁ、憂鬱な授業の始まりです。