「…そんだけ。じゃあ俺かえんね。」 そういわれても、立つことすら出来ない。 見送りだけでもしようと床に手をついたけれど。 「あと、思い出して辛いから。二度と話し掛けないで。」 大河の言葉に、視線に、床についた手をまた膝の上に戻すはめになってしまった。