「燵夜。燵夜もなんか悩みとかないの?
あるならあたし相談のるよ?」



燵夜は少し間を空けてから

「ありがと。お前の気持ちは嬉しいけど
悩みないんだ。」
って言った。




燵夜がいってることがほんとかどうか
分からなかったけどそれ以上
聞いちゃいけない気がした。




「そっか。まぁなんかあったらあたしに
いってよね。」




「おうっっ。サンキューな!!」

燵夜は最高の笑顔でそう言った。




「あ。それよりどうする?
俺んち来る?」



そうだった。すっかり忘れてた。



「うーん。どうしようかなぁ。
でも行くとしてもパパの許可
とったほうがいいよね?」




「まぁそりゃな。
心配するだろうし。」




「じゃぁパパに聞いてみる。」




あたしはケータイをポケットから取り出して
パパに電話した