最強ヤンキー少女★

こんな事を考えている自分が
嫌でとにかく走った。



走ってると少し気が楽になった。
余計なことかんがえなくてすむから。



あまりにも走ることに夢中に
なりすぎて前を見ていなくて
人に思いっきりぶつかった。




「すいませんっっ。大丈夫ですか?
アタシ前見てなくて・・・。」



「あ。大丈夫です。・・・ん?」



「へ?・・・あ!!燵夜!」



アタシ燵夜の顔見て安心したのか
分かんないけどまた泣いちゃった。




燵夜はおろおろして
「大丈夫か?え?俺なんかした?」
って不安そうに聞いてきた。



アタシは首を横に振った。


「何かあったのか?俺相談のるぞ?」



燵夜になら正直に話せる気がした。



燵夜ならちゃんと聞いてくれそうだから。