最強ヤンキー少女★

パパは優しく慰めてくれた。
「大丈夫だから!信じろ!」
って何度も言ってくれた。


パパもママもいつも優しかった。
中学の頃もアタシを責めず
優しくしてくれた。



なのになんでアタシは優しくして
あげられなかったんだろう。


もっと大切にできなかったんだろう




ママ、ごめんね。
今まで苦労ばっかりかけちゃって。
忘れられちゃったのは悲しいけど
今はゆっくり休んでね。
ママがいつかアタシのことを
思い出してくれることを願ってます・・・。




家の居心地が悪くアタシは家を出た。



しばらく街をブラブラしてたら
気持ち悪いおじさんに声をかけられた。


「きみかわいいねぇ。一緒に遊ばない?」



アタシは無視して通り過ぎようとした。
でもおっさんがあたしの肩をつかんできた。


「気持ち悪ぃ!離せよじじい!
さわんじゃねぇっっ!!!」


「いいじゃないか。ちょっとだけ。」


「ヤダっつってんだろ!」


アタシが殴ろうとした時

「おい、おっさん。人の女に手出すんじゃねぇ。」

って声がした。この声聞き覚えがある。