最強ヤンキー少女★

「ん?何だこれ?」



アタシの肩にはブレザーがかけられていた。
机を見てみると......




「 蜜柑へ
気持ちよさそうに寝てたから
起こすのはやめといた。
蜜柑が寒そうにしてたから
とりあえず俺のブレザーかけといたぞ。
勝手にごめんな?
風邪引かないように気をつけろよ!
          燵夜より 」



というメモが残されていた。




燵夜だったんだ。
やっぱり優しいな。
普通こんなことしないって。





渚とは大違いだ。




・・・ってなんで渚と比べてんの!!
もうヤダ!!



渚のこと思い出したらまた
苦しくなった。




「もう帰ろ・・・。」




アタシは教室を出て家へむかった。