ほんとに情けない…。 マジで泣けてきた…。 自分の無力さに涙が出た。 ――ポタポタ 先生の白衣に涙が染み込む。 『おいっ!なっなに泣いてんだよっ。』 ゆっくり私をベンチに座らせながら焦る先生。 『ぅう〜…。先生ぃ〜…』 先生は私の横に座り、ふくの袖で涙を拭ってくれる。 『うぅ〜っ…。ひっく…』