『うん。じゃあバイバ〜イ♪』




しのちゃんに手を振って車イスに乗って部屋へ向かう。



『なぁ。いずみちゃんって彼氏いんの?』


あの屋上のことがあってから私の前では裏の先生。


『へっ!?』


あまりにも急にで声が裏返る。


『ふ〜ん…いるんだ…。』

『いませんよっ!!!彼氏なんて〜。』


だって好きなのは先生なワケだし。



ホントに鈍いったらない。

まぁ気付いてもらっても困るけど…。