天才ドクターと天然ちゃん







『良かったじゃ〜んっっ!』



と言いながら豪快に抱きついてくる雪。




『うん。ありがと♪』




『これからはお幸せにね♪』




『うん♪しかも合鍵もらっちゃいました♪』




ポケットから合鍵を取り出して雪の前で左右に揺らす。




『マジでっ!?すごいじゃん!うんっ。すごいよ!いずみっ』





『うん♪でも…いつ合鍵を使うべきなのかがわかんない…。』




『まぁその時が来たらで良いんじゃない?』




にっこり微笑みながら野菜ジュースを飲む雪。




私が そっか♪ と言ったと同時にチャイムがなった。