りんねの歌




「それはもう……絶世の美女じゃった」


「顔を知っているんですか…?」


「いいや、じゃが記憶を受け継いでおる」


───記憶を受け継ぐ…



「マヤカは森の民じゃ。そこらの人間とは出来ることも違ってくる」




マヤカの長は立ち上がった。




「皆よ!祭を続けよ。このものたちは私が相手をする」




パンッと手を叩くと、何もなかったかのように音楽が鳴り人々はまた踊りだした。