「それより……これからどうするかだ」 リオンは凜音の肩を掴み、真っすぐに見つめる。 「フィグルに戻るか?」 「嫌だ…!」 「凜音?」 「理由はわかんないけど、あたしが今まで親と思ってた人がフィグルから連れ出したってよっぽどのことでしょう?だから…」 「そうか……じゃあ旅を続けようか」 「旅………?」 「逃げながら凜音の歌で世界を救って行こう」 ───そんな…っ!あたしの歌声はそんなすごいものじゃないよ…! 「大丈夫。俺を信じて?」 また心を読まれた凜音は少し頬を膨らませながら頷いた。