神秘的に、翼を広げるその姿はとても美しいかった。 「リクレ!!!」 ───また…また会えたわ!! リクレはふわっと凛音の前に降り、お辞儀をするかのように頭を下げた。 「会えて…嬉しいわ」 グゥーとリクレは声を出しながら凛音に甘えようとする。凛音はそれを気がつき昨日の様に頭を撫でた。 その光景を見ている男が一人、口に手をあて驚きに身体を震わせていた。 リクレは凛音を自分の背中に凛音を誘導した。 ―――乗れ、というの? リクレを見ると何食わぬ顔で凛音が乗りやすいように背中をかがめた。