「凜音、こっちおいで?」 リオンに初めて名前を呼ばれたことにドキンと凜音の心はまた跳ねた。 ───……まただ? 「おーい?」 遠くでリオンの声がする。凜音はわからない感情を振り払うかのように、走り出した。